韓国・韓国語やK-POPについてのピビンパプ(まぜごはん)的エッセイ集
by sungsa
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遠くへ行きたい〈韓国・公州編・後編〉
前回に引き続き、公州にある公山城の散策、続編です。




光復楼。よ〜く見ると御老人が寛いだ格好で座っておられますな。
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対に置かれた巨石の意味するところは…よくわかりません。
ご存知の方はご一報下さい。
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この楼閣の名は臨流閣と言うそうです。
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こんな感じの散策路が続きます。
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公州の市街地に面して、門がありました。
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坂を下れば錦江の流れが見渡せる御殿がひっそりと。
ここは霊隠寺(영은사)というお寺の史跡です。
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犬がのんびり寝そべっていた夏の昼さがり…。
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公山城の入り口から。
素朴でひっそりとした佇まいが古城の栄枯を映しているようでした。
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古城の傍らを錦江は今日も流れています。
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# by sungsa | 2007-05-31 23:41 | 旅の写真集
遠くへ行きたい〈韓国・公州編〉
♪し〜らなぁいまちをあるいてみ〜たぁあい〜
どおこかぁとおぉくへい〜きたぁあい〜♪

…と、いきなり失礼しました。



前回の全州に引き続きまして、ソウルや釜山などの
いわゆる定番観光コースからやや外れた、でも
韓国旅行ガイドには必ず載ってるという微妙な位置づけの
由緒ある歴史の街を訪ねてみたいと思います。
今回は忠清南道(중청남도)にある
百済の古都=公州(こんじゅ공주)です。



大田(テジョン대전)駅前。ここまではソウルからKTXで
1時間くらいでしたでしょうか。
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ハイパーな超特急の駅を離れて
ひなびた雰囲気の西部市外バスターミナルに着くと否応無く
俺遠くまで行くんだもんね、的なひとり旅の気分に浸れます。
このローカル味たっぷりの路線バスに乗ることに。
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30分ほどで公州バスターミナル到着。
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この川面を眺めたかった。錦江(クムガン금강)の流れ。
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この河は扶余(プヨ부여)付近で白馬江(ペンマガン백마강)と呼ばれ
昔日本史で学んだ白村江のことを指します。


やって来ました、公山城。
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この昔ながらの素朴な売店の風情。
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売店横での風景。
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これは店主の仕業か、観光地の敷地ド真ん中で堂々唐辛子干し。
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拡大図。
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訪れたのは2004年の夏のことです。
ソウルからの半日観光で行ってみました。
百済最後の都=扶余もいいかなと思いましたが
やや遠かったので諦めました。
公山城。そんなに整備されてなくて素朴な佇まいですが
そこがかえって好ましく思えました。
昔の栄華が偲ばれます。
なんとなく市民の憩いの場という感じもあって
肩が凝らずに和(なご)めて◎。
次回もこの公山城を歩きます。


〈続く〉
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# by sungsa | 2007-04-30 22:05 | 旅の写真集
全州散歩
全州チョンジュ전주は
全羅北道のほぼ中央にある古都です。
人口約60万人。
後百済の都。李朝の祖=李成桂が生まれた街。
韓国有数の穀倉地帯である湖南平野を背景に
ピビンパやコンナムルクッパの発祥の地として名高い食の都。
思えばこの街で私は韓国料理の洗礼を受けたのでした^^。
本場の激辛ピビンパを泣きながら食べた記憶が
今も鮮やかに蘇ります(笑)。
…ちなみにユン・ソナの故郷でもあります。
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객사客舎
李朝時代に各種の儀礼が行われたところだそうです。
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풍남문豊南門
ソウルの南大門に似た李朝後期の門楼様式による城門。
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殿洞聖堂
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경기전慶基殿
1410年に李成桂の肖像を奉安する為に創建されたそうです。
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한옥마울韓屋村
今は5年前よりも保存地区として整備が進んでいる事でしょう。
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伝統茶のお店を見つけて入ってみました。
何を隠そう、このブログ=FUNKY韓国のタイトル左下の写真は
ここの店の主人に撮ってもらった物なのでした。
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또 가고 싶어졌어요...
また訪れたくなりました、全州…。
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# by sungsa | 2007-03-31 21:47 | 旅の写真集
다시 기억이 나가는 만남
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내가 처음에 한국에 갔을때 체험했던 있지 못하는 만남이 있다.
5년전에 아직 한국말로 잘 이야기 하지 못한 나는
혼자서 전주를 여행하고 있었다.
그날 아침에 전주에 있는 옛날 길을 걸어가고 싶어
일찍 일어나서 여관을 떠나갔다.
날씨도 좋고 나는 기분이 좋았다.
한 공원에 갔을때 한 사람을 만났다.
내 돌아가셨던 아버지와 연세가 같은 분이셨다.
서로 한국말 과 일본말로 이야기 하면서
한 순관 우리는 큰 목소리로 웃고 있었다.
그 분이 일본말을 아주 잘 하셨다.
나는 그때 그분 과 함께 더 한국말로
이야기 하고 싶었지만 못했다.
일본에 돌아간 후에 나는 더 한국말을
열심히 공부 해보려고 결심했다.
언젠가 그분과 한국말만으로 이야기 하기 위해서.


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我がハングル講座の授業で作文した文章を
ここに掲載してみました。
辞書も見ないで書いたので誤字だらけで、
文法もおかしいところを指摘されて
ま、これが今の実力かと思いましたけど。


また思い起こす、忘れられない出会い。


5年前の初夏。
韓国の古都・全州の街が見渡せる公園でお会いした御老人。
亡き父と同世代のその方は
おぼつかない韓国語を使う私をやんわり制して
達者で丁寧な日本語で話して下さいました。

何時の間にやら私たちは肩を抱え跳ねる様にして
大声で笑いあっていました。
私にとってはそんなにも楽しい気持ちで腹の底から笑ったのは
何時以来か思い出せない程に。


ただ敬語も満足に使えない私の幼稚な韓国語は
かえって大変失礼なものだったと思い起こすたび赤面します。

悔恨の情がひとつのモチベーションになる…

何時かあの公園で早朝に体操をされているあの方に再会したら
今度こそちゃんとした韓国語でご挨拶したい。
今もそう思っているんです。
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# by sungsa | 2007-02-28 21:25 | 한국어판
セマウル号の車窓から
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韓国の新幹線、KTXが開業して
今やすっかり影が薄くなったけど
特急 セマウル号が好きである。

大陸の鉄道だなぁ、と思わせる堂々としたボディ。
ゆったりとしたシートと車内。
改めて写真を見るとパンタグラフがないから、
電車ではなかったことを思い出した。
線路が広軌だから電化されてなくても
かなりのスピードが出た。

私が始めて韓国を訪れた2002年、
大動脈路線である京釜線(ソウル〜釜山間)の主要駅は
KTX開通を控えて改築工事の真っ最中だった。
その後のわずか数年で釜山駅、東大邱駅、大田駅、水原駅…
そしてソウル駅まですっかり仁川空港テイストの
ハイパーモダンな駅に変身してしまったのには驚いた。

ソウルから釜山まで約4時間20分かかっていたのが
約2時間40分に大幅に短縮された。
日帰りが可能になり、ビジネスにも利便性が増したことだろう。
そのかわりにKTXはセマウル号に比べると座席が狭く
旅情味にもやや乏しい印象がしないでもない。

5年前、初渡韓時のハードな旅程。
釜山→水原→釜山→大田→全州→ソウル。
ワールドカップの試合を観るために街から街へ。
セマウルに揺られて韓国内を北へ南へ移動するうち
いつしかその内実はサッカー観戦の旅から
素顔の韓国に触れる旅へと変化していったのであった。

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水原(スウォン)駅のホームで
(冒頭の写真は旧釜山駅のホーム)

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京釜線の車窓から。釜山近郊の田園。

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同じく京釜線。洛東江の流れに沿って列車はひた走る。
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# by sungsa | 2007-01-30 23:11 | 旅の写真集
火の用心
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師走のある日。ここは兵庫県の片田舎のとある駅。
列車を待つ間にふと壁面の防火ポスターに目を止めたらば

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秋はとっくに過ぎて、もう歳末ですね。
皆さんも火の元にはくれぐれもご注意ください。
そして今年もおつきあいありがとうございました^^。
새해 복 많이 바드세요!
せへ ぼん まーに ぱどぅせよ!
(新年の福をたくさんお受けください!)



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こちら韓流やのうて、なにわ流ですわ。
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# by sungsa | 2006-12-30 21:20
韓国版夫婦(めおと)漫才again

去年の上半期、日本中(?)の韓流ファンを苦笑(…)させた、
あの、おもろい夫婦が帰って来た!!



そーなんです。
この秋から、毎朝のNHKラジオハングル講座で
キム・ドンハン先生김 동한 선생님を講師に、
イ・ホンボク이 홍복さんとキム・テイ김 태희さんの名コンビを
キャストに放送された、あの講座が再び放送されているんです。

わたしゃ、これが楽しみで、楽しみで。

10月から最初のうちはコツコツとハングルの基本を学び
いよいよ今月末からはハン・チュンギ한 준기さん一家による
おもしろおかしくてちょっぴり毒のある会話が繰り広げられるのです。
たとえうまく内容を聞き取れなくても、
イ・ホンボクさんとキム・テイさんの声の表情豊かな名優ぶりに
ドラマの世界に引き込まれる事請け合いです(笑)が、
聞き終わった後に思わず苦笑いなんかしてたら
なおのこと、素晴らしいですよね。

テキストでも和訳は別のページに載ってますから
まずはラジオの放送に耳を澄まして、
次にテキストのハングルを読んでみて、最後に和訳を見れば
“笑いのツボ”をしっかり押さえる事ができるんではないでしょうか。
なにより笑いながら韓国語をマスターできるなんて
最高ぢゃないですか!

では今回は12月号のテキストの中から
26日放送予定の回をご紹介してみましょう。

한준기:내 차 열쇠가 어디 갔지?
민지현: 당신, 열쇠를 또 잃어 버렸어요?
지난번에도 찾아 주었잖아요.
한준기:글쎄… 열쇠를 어디 두었는지 잊어버렸어.
민지현: 주머니 안도 찾아 보고, 가방 속도 확인해 봤어요?
한준기:찾아 봤지만 안보이네. 당신도 좀 빨리 찾아 봐.
나 지금 회사에 늦었어.
민지현:찾아 주면 나 한테 만 원 주세요. 알았지요?
한준기:알았어, 알았어.
민지현:여보, 여기 차 운전석에 꽂혀 있자아요. 자, 만 원!

〈日本語訳〉
ハン・チュンギ(夫):おれの車の鍵、どこいった?
ミン・チヒョン(妻):あんた、また鍵なくしたんかいな。
こないだもうちが探してあげたやないの。
ハン・チュンギ:さあ…鍵をどこに置いたんか忘れてしもた。
ミン・チヒョン:ポケットの中も探してカバンの中も確認してみたん?
ハン・チュンギ:探してみたけど見えへんなぁ。
おまえもちょっと、はよ探してみてえや。おれ、会社に遅れそうや。
ミン・チヒョン:探してあげたらうちに1万円おくれな。 わかった?
ハン・チュンギ:わかった、わかった。
ミン・チヒョン:あんた、ここ車の運転席にささってるやないの。
ほな、1万円!


またもや関西弁で訳してみると、見事に
関西の夫婦のフツーの(笑)会話になってしまいました。

こんな調子でおもろい夫婦の(家族の)
ハングル講座は来年3月まで続いていきます。
朝の7時5分になったら、NHKラジオ第二放送に
貴方もぜひ一度チューニングしてみてください。



※訂正:当初“글쎄…”の訳を生返事っぽさを表現すべく、
“うん…”としておりましたが、本来の意味から逸脱する気がしまして
“さあ…”に改めております。ご了承お願いします。
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# by sungsa | 2006-11-30 20:33
わからない人生
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알 수 없는 인생

김영아 작사, 윤일상 작곡, 이문세 노래


언제쯤 사랑을 다 알까요 언제쯤 세상을 다 알까요
얼마나 살아봐야 알까요 정말 그런 날이 올까요
시간을 되돌릴순 없나요 조금만 늦춰줄순 없나요
눈부신 그 시절 나의 지난날이 그리워요

오늘도 그저 그런 날이네요 하루가 왜 이리도 빠르죠
나 가끔은ー 거울 속에 비친 내가 무척 어색하죠
정말 몰라보게 변했네요

한때는 달콤한 꿈을 꿨죠 가슴도 설레였죠
괜시리 하얀 밤을 지새곤 했죠

언제쯤 사랑을 다 알까요 언제쯤 세상을 다 알까요
얼마나 살아봐야 알까요 정말 그런 날이 올까요
시간을 되돌릴순 없나요 조금만 늦춰줄순 없나요
눈부신 그 시절 나의 지난날이 그리워요

어쩐지 옛 사랑이 생각났죠 당신도 나ー만큼은 변했겠죠
그래요ー 가끔 나 이렇게 당신 땜에 웃곤 해요
그땐 정말 우리 좋았었죠

하지만 이대로 괜찮아요 충분히 사랑했죠
추억은 추억일때 아름답겠죠

언제쯤 사랑을 다 알까요 언제쯤 세상을 다 알까요
얼마나 살아봐야 알까요 정말 그런 날이 올까요
아직도 많은 날이 남았죠 난 다시 누군가를 사랑할테죠
알수 없는 인생이라 더욱 아름답죠

언젠가 내 사랑을 찾겠죠 언젠가 내 인생도 웃겠죠
그렇게 기대하며 살겠죠 그런대로 괜찮아요
아직도 많은 날이 남았죠 난 다시 누군가를 사랑할테죠
알수 없는 인생이라 더욱 아름답죠




わからない人生

キム・ヨンア作詞、ユン・イルサン作曲、イ・ムンセ唄


いつになったら愛が全て分かるのでしょうね
いつになったら世の中が全て分かるのでしょうね
どれほど生きてみれば分かるのでしょうね
ほんとにそんな日が来るんでしょうかね
時間を戻すことは出来ないでしょうか
少しだけ遅らせてもらうなんて出来ないでしょうか
まぶしいあの季節 過ぎ去った日が懐かしい

今日も相も変わらず そんな日ですね
一日がどうしてこんなにも短いんでしょうね
時々鏡に映る我が身が なんともぎこちないですね
ほんと見間違えるほど変わりましたよね

いっときは甘い夢を見たでしょ 胸だってときめいたでしょ
無駄に真っ白な夜を明かしたりしたでしょ

なぜだか 昔愛したひとを思い出すでしょ
貴女だって私ぐらい変わられたことでしょうね
そう 時々僕 こんな風に貴女のせいで笑ったりもします
あの頃はほんと僕達 いい仲でしたよね

だけど この通り大丈夫ですよ 充分に愛したでしょ
思い出は思い出である時 美しいんでしょう

いつになったら愛が全て分かるのでしょうね
いつになったら世の中が全て分かるのでしょうね
どれほど生きてみれば分かるのでしょうね
ほんとにそんな日が来るんでしょうかね
まだまだ長い年月が残っているでしょう
僕はまた 誰かを愛するはず
人生ってわからないから いっそう美しいんでしょう

いつの日か 自分の愛を見つけることでしょう
いつの日か 笑える時が来ることでしょう
そう期待しながら生きて行きます
それなりに大丈夫
まだまだ長い年月が残っているでしょう
僕はまた 誰かを愛するはず
わからない人生だから いっそう美しいんでしょう


 
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“오랜 공백을 깨고 가수 이 문세가 돌아왔다.”
“長い間の空白を破り歌手イ・ムンセが帰って来た。”


帰って来たね〜。
オリジナルアルバムとしては『빨간내복(赤い肌着)』以来4年振り。
その間にファンになった私にとってはほんと待ちに待った一作です。
MBCドラマ『발칙한 여자들(ぶしつけな女たち)』のOSTということで
彼の公式サイトでは“PROJECT ALBUM”と紹介されています。


思えば前作が手間ひまかけてじっくり作り込んだ様子が伺える
入魂の力作だっただけに、ムンセ氏にしたら
何もかもやり尽くしたような状態になってたんじゃないでしょうか。
長い休息の後に肩の力を抜いて再び
軽やかなステップで走り始めた彼の姿が目に映るようです。


『빨간내복(赤い肌着)』が腕のいい料理屋さん自慢の
フルコース・メニューだったとしたら
今回は柑橘系の甘過ぎないスイーツといった感じかな。
爽やかですけど、ほろ苦いおとなの味ですね。


軽快なリズムに乗せてムンセ氏が唄ううたの中味は
小難しい言い回しなんて無くて
とても分かり易くてストレートで、すうーっと胸に入って来る。
さらっとしているけれど深みがある。
聴き込むほどに味わいが増すのはいつもとおなじ。
車を運転しながら彼の声に合わせて
この唄を口ずさんでいるとちょっぴり泣けてくるよ。
彼のような歌手と同じ時代を過ごしている幸福。


年とともにいろんな重荷が増えて来る。
それらを抱えながらなおかつ軽やかな佇まいでいることが
どれほど困難なことか。
やっぱりムンセ氏って、멋있는 형 (粋なお兄さん)ですねぇ。


これは現在進行形の、しなやかな大人のPOPSなんです。
皆さんもぜひ一度、彼の唄を聴いてみてください。


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※著作権上の問題が生じた場合には記事を削除致します。
ご了承下さい。

※今回の翻訳はsilkyroughさんとmistylakeさんに
少し助けて頂きました。
“괜시리 하얀 밤을 지새곤 했죠”の部分
“無駄に真っ白な夜を明かしたりしたでしょ”と訳しましたが
この“괜시리”と“하얀 밤”の意味がよくわからなくて
メールで問い合わせたんですけど、
おふたりともすぐに温かな返事をくれました。

“괜시리”は"괜스레"の誤った表記(口語表現)とのことです。
"괜스레"のもとは「공연스러이」で
"괜스레"はその縮約形。
意味は「むだに/不必要に/無用に」だそうです。
形容詞"공연스럽다"になると
「理由がない/利益がない/無駄だ/役に立たない/不必要だ」
とのことでした。

それから韓国では夜を明かすことをよく
「하얗게 밤을 지새우다」もしくは「밤을 하얗게 지새다」
(白い夜を明かす)と言うらしいんです。
慣用的な表現なんですって。
日本語ではそうゆう言い回しを聞いた事はないんですが
面白そうなのでsilkyroughさんの訳どおり“真っ白な夜”
として見ました。

疑問を解いて翻訳を助けてくれた二人には、ほんと感謝です。
こまうぉよ^^。
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# by sungsa | 2006-10-31 22:17 | 韓国歌謡の詩を味わう
エレジーの女王 『李美子history』

今年のはじめ、1月頃の事。
ヒョンが韓国から大阪・京都観光に来る前に電話をくれて、
おみやげに何か欲しいものはないか、と私に聞くので
しばらく考えた末、李美子(い・みじゃ)さんのCDをお願いした。

大阪ミナミの宿を訪ねてひとしきり再会を喜び合った後で
ヒョンは約束どおりに、この3枚組(!)のベスト盤
『李美子history』を手渡してくれた。
聞けば家の近くのCD屋さんでは李美子は置いてなくて
釜山の街を探した回ったあげく、
南浦洞でやっと見つけたものだそうだ。
のむこまうぉっそよ…。(ありがた過ぎました。)


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李美子이 미자は韓国トロット歌謡の大歌手である。
日本の美空ひばりみたいな存在なんだと、ヒョンは言っていた。
(ちなみに彼は美空ひばりファンである。京都の嵐山にある
美空ひばり記念館を廻れる観光バスツアーをヒョンの為に予約した。
残念ながら都合が付かず京都へは同行できなかったけど。)

そもそも、私が李美子の歌声を聴くことになったのは
3年ほど前、大阪の駅前第3ビルの地下にある中古レコード街の
とあるお店の閉店処分100円セールで、
この一枚を発見したのがきっかけだった。
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『“エレジーの女王”李美子ゴールドヒットアルバム第1集』…。
この貴重な音盤が、韓国歌謡のLP盤を10枚ほど
まとめて買った中に紛れて入っていたわけである。

ちなみにソウルだと新世界百貨店横の階段を降りた
明洞の地下街に中古レコード屋さんが何軒かある。
どれでもLP盤一枚5000Wくらいと安いので
今度じっくりレコード漁りをしてみたいものだ。


トロット、簡単にいえば韓国の演歌である。
演歌というと実はわたしの最も苦手なジャンルなんである。
ところがどっこい、
家に帰ってレコードに針を落とした瞬間から
懐かし歌謡の簡素なアレンジの演奏にのせて唄う
李美子さんの唄声に魅了されてしまったのである。

声にダイアナ・ロスみたいな艶がある。
でももっとキメの細やかな感じで品がある。
しかも抜群に唄が上手だ。
その声に、ジャンルなんて超えて聞き惚れてしまったのだ。


CD3枚組全62曲(!)収録の『李美子history』。
彼女とコンビを組む作曲家の朴椿石先生
박춘석 선생님(パク・チュンソク先生)が直々に
企画・編集を担当したオリジナル・コレクションであると
ジャケット裏にはクレジットされている。
つまりは“李美子決定盤”ということだろう。

全集の1枚目、オープニングの
『열아홉 순정(十九の純情)』にはびっくり。
この心躍るスイング感。そして瑞々しい躍動感。
見事な歌唱。楽曲そのものやアレンジもいい。
ストリングスやホーンの華麗な響き(ホーンはジャズの色が濃いが)。
なにより当時としてはリズムセンスが画期的じゃないだろうか。
今聴いても全く古臭さを感じない。
創世期のモータウンヒットにも繋がるような感覚というか。
シュプリームスの曲だと言われてもさして違和感がないような。

いや調べてみるとこれは1959年のデビュー曲だから
シュプリームスが世に知られるよりも遥かに早く、
モータウンの誕生と全く同時期なんである。
おそらく朴椿石先生は当時、最新の美国音楽事情を
よくご存知だったのではないだろうか。
日本のように美軍放送を聴けたのだろうし。
それにしてもこんな曲を19歳にして
見事に唄いこなしてしまう李美子の才能、恐るべし。
若々しさに加え、微妙な乙女心を巧みに唄い分けるうまさ。


他にも洋楽志向の唄が聴けるのかと、期待がすごく高まったが、
残念。それはこの『열아홉 순정(十九の純情)』1曲だけだった。
2曲目に収録されているヒット曲『동백아가씨(椿娘)』
以降は基本的に全てトロット歌謡である。
収録曲のデータが無いため録音年月日がわからないが
ひょっとしたら『열아홉 순정(十九の純情)』が不発で
路線変更を余儀なくされたのだろうか。
そのへんの事情はよくわからない。
ただこれほどの力量の持ち主、ジャズやポップスを唄っても
きっと素晴らしかったに違いないと思う。

曲によってはちらほらと洋楽の影響が見えるのが楽しい。
『눈물이 진주라면(涙が真珠なら)』
サイドギターが刻むリズム、間奏のエレピの音がかっこいい。
『당신은 모르리(貴方はご存知ないでしょう)』ともども
今に続くリズム歌謡というか、
踊れるトロットのスタイルの萌芽が感じられる。
『노래는 나의 인생(歌はわたしの人生)』は感動的なバラード。


今気がついたが、声質や唄のうまさに加えて
彼女の歌声の持つ微妙なスイングする感じ。
“ゆらぎ”とでもいうか、これが大変心地よいのである。


韓国が生んだ不世出の女性シンガー、李美子이 미자(い・みじゃ)。
デビュー40周年を超えた今も、日本へと公演に訪れたり、
元気に活動しておられるようである。
R&Bなど洋楽系の音楽に慣れ親しんだ
現代の韓国の若者たちの耳には、
はたして彼女の歌声はどう響くのであろうか。
トロットの枠を超えて広く聴かれるべき歌手だと思うのだが。


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注:各曲の日本題は公式的なものではなく
便宜上私sungsaが勝手に翻訳して付けたものです。
ご了承ください。
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# by sungsa | 2006-09-30 19:22 | 韓国歌謡の詩を味わう
ヒョン
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先日会社で残業してたら携帯が鳴った。
見慣れない番号だ。少しためらってから
“もしもし…”
すると電話の向こうから聞き慣れた声。
釜山のヒョンからだった。
ヒョンのヒョンニムと今呑んでて
私の話が出たもんで、かけてみたのだと。
途中でそのヒョンニムに替わる。
“お〜sungsaさん、ぽごしっぽよ〜” “ちょどくれよ〜”
この夏休みに釜山へ来なさい!と二人して繰り返し言われた。
いや、ちょんまるかごしっぷんで…ほんまに行きたいんですけど…
電話をもらって嬉しかった。
ケータイの向こう側から韓国のあの親しく厚い情を感じた。
今年の2月にふたり一緒に船でこっちに来られた時に会って
大阪観光につきあった。
通天閣〜法善寺横丁〜道頓堀…楽しかった。
それ以来何度か呑みの席からこうして電話をもらう。
そのうちに必ず行きますからね。
きだりせよ。

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※写真は釜山タワーから観た釜山港や街の眺めです。
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# by sungsa | 2006-08-31 18:51