韓国・韓国語やK-POPについてのピビンパプ(まぜごはん)的エッセイ集
by sungsa
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イ・ムンセ     敬愛するヒョン(兄貴)の様に。
以前にもちょこっと取り上げてみた事がありますが
私が大好きな韓国の歌手イ・ムンセ이 문세さんを
あらためてご紹介します。


彼の唄に最初に触れたのは
おととしNHKハングル講座のオープニングで使われた
『パルガンネボク(赤い肌着)』を耳にした時のことです。
軽快でリズミカルなこの曲をバックに
韓国の街角のスナップ映像が流れてくると、
もう ウキウキしながら、たちまち
楽しいハングルの世界に引き込まれていったものでした。

その年の11月、釜山は光復洞のお店で同名のCDを買って帰り
冬の間、繰り返し何度も何度も聴きましたね。
その後今だに愛聴してるし、まるで飽きがこない一枚です。
聴き込めば聴き込むほど味わいが増す感じで。
下腹が出るよなええ年になってみて(笑)、
じっくり味わえる豊潤な、おとなのPOPSだなぁ…と思うんです。

十八番のバラードからFUNKYでダンサブルなナンバー、
JAZZYな曲、ラテン、スタンダード風、
そしてアコースティックな楽曲まで…。
曲調はそれこそバラエティに富んでいるけど、
見事な統一感でまとめられていて、
ムンセ流に時間をかけてじっくり煮込んだ感じ。
歓び・哀感・溌溂・色気・洒落っ気に茶目っ気・祈り…
酸いも甘いも混じり溶けあったコクのある味。

お店に例えるならそこは敷居の高そな料理店なんかじゃなくて
そこら辺の골목こるもっ(路地)にあるちょっといいお店で
肩肘張らずに바보 같은 이야기 パボがっとぅんいやぎ(アホな話し)
なんかしながら気軽に美味しい料理とお酒を楽しめる、みたいな(笑)。

1959年1月生まれの彼は現在46歳。
わたしにとっては一方的にヒョン!(兄貴!)と呼びたくなる、
そんな存在なんですよ。
(おっ! 星座も同じだ^^)
こうゆう歌い手って、日本にはなかなかいないんです。
(少なくとも私にとっては)

ベストアルバムに入っている昔の曲を聴いても
彼の音楽へのスタンスは一貫して変わってないと思えます。
バラード歌手として一躍名を馳せた80年代、
まだ20代なのにすごく“大人”を感じさせる歌唱。
80年代といえば、韓国は民主化の激動の時代だったのですね…。
『사랑이 지나가면(愛が過ぎていけば)』
『광화문 연가(光化門恋歌)』
『가로수 그늘 아래 서면(街路樹の木陰に立てば)』…

ちょうど晩秋の韓国の澄んだ空気と日向(ひなた)のように
さらっとしていながら胸に滲みる哀感と
暖かい眼差しが感じられる、珠玉のうたの数々。

彼の唄声は胸の奥に溜まったしこりを解いてくれるような、
そんな温かみに満ちているんです。



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빨간내복 CDジャケットより




빨간내복

작사ㅣ이문세 작곡ㅣ김미은

새빨간 내복을 입고 입 벌리며 잠든 예쁜 아이
낡은 양말 깁고 계신 엄마 창밖은 아직도 새하얀 겨울밤
한 손엔 누런 월급봉투 한 손엔 따뜻한 풀빵 가득 오~예
한잔 술로 행복해 흥얼거리며 오시는 아버지
그리워요 눈물이나요 가볼 수도(돌아갈 수) 없는 곳
보고파요 내 뛰놀던 그 동네 날 데려가 준다면~
너무 멋진 하숙생 오빠 고향으로 돌아가는 이삿짐
리어카엔 낡은 책과 라디오 문밖엔 어느새 온 동네 사람들
다시는 못 볼 것 같아 밤새워 써 논 편지를 쥐고 으~흠
담 밑에 쪼그려 앉아 눈물 흘리는 하숙집 이쁜이
어쩌면 나도 먼~훗날 낡은 사진 속 주인공이 되어
누군가 날 그리워하며 추억하며 살아갈 수도 있을 테지


赤い肌着

作詞/イ・ムンセ  作曲/キム・ミウン

おニュウの真っ赤な肌着を着て  口をあけて寝入った可愛い子
使い古した靴下を繕っている母さん  窓の外はまだ真っ白な冬の晩
片手には黄色の給料袋 もう片手には ほかほかのタイ焼きがいっぱい
一杯呑んでご機嫌で  鼻唄を唄いながら帰って来る父さん

懐かしいです  涙が溢れます  もう戻れない処(ところ)
一目見たい はしゃぎ回った  あの家の辺り  
私を連れていってくれるならば

超素敵な下宿生のお兄さん  田舎へ帰る引っ越し荷物の
リヤカーには古本とラジオ 戸の外にはいつの間にやら町内中の人たち
二度と会えないみたい  徹夜して書いておいた手紙を握りしめたまま
垣根の下にしゃがみ込んで  泣いている下宿屋の可愛い娘

ひょっとしたら僕も ずうーっと後に 古い写真の中の主人公になって
誰かさんが  僕を懐かしんだり  思い出したりしながら  
生きていくのだろうな




※拙訳は私sungsaです。
   著作権等の問題が生じた場合には記事を削除致します。
   ご了承下さい。


P.S.実はすでにお気付きの方もいらっしゃるかと思いますが
この訳には訳してない部分があるのです…。
サビで唄われる“보고파요”。
これがあれこれ調べても辞書にないので、
どなたか意味を教えていただけませんでしょうか…
다 같이 번약하기도 재미 있는 것 같아요^^.
むしのいいお願いですが、ひとつよろしくお願いします。
また、わたしならこう訳しまっせ、というご意見も
お待ちしてます^^。


さらに追伸です。
“보고파요”の訳ですが、
コメント頂きました皆さんのご意見を参考にしまして
“一目見たい”としてみました。
“ぽごぱよ”=“ぽごしっぽよ”は日本語でだと
“見たいです”と“会いたいです”の意味になります。
この両方のニュアンスが感じられる原歌詞の味わいを
日本語に置き換えるのはかなり難しいですね。
本来“よ”=“です”がついて敬語なのですが
こころからの想いを叫んでる部分なので
あえてこのように訳しました。

あと、“あったかいタイ焼き”→“ほかほかのタイ焼き”
“帰って来た父さん”→“帰って来る父さん”
(文法上の間違いです)
“超カッコいい”→“超素敵な”に
ちょっと手直ししました。
ほんと翻訳は難しいですね。
でも楽しいのでまた挑戦したいです。
皆さんの訳=解釈もすごく楽しめました。
고맙습니다^^!ありがとうございます^^!

12/4 성사 sungsa
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by sungsa | 2005-11-27 20:35 | 韓国歌謡の詩を味わう
チャガルチ再訪
11月も後半。めっきり寒くなってきました。
皆様おかわりありませんか。

夏の間の事ですから、随分と時間が経ってしまいましたが
また釜山のチャガルチ市場に行って
海の幸三昧した時の模様はお伝えせずにはおれません。
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今回は市場のアジュンマ(おばちゃん)に魚介類の韓国名を尋ねたり
少し会話を楽しんだりしながら刺し身を頂いたのでした。
(しかしアジュンマの話す釜山の言葉はよくわからないとこが多かったようです。)

注文したんは 우럭, 낙지, 개불, 광어, 전복です。

勉強の為、アジュンマに紙に書いてもらいました。
さて、日本での名前はそれぞれ何でしょう?
(答えは次回に)


※皆さん申し訳ありません…。
silkyroughさんのご指摘通り、전보は전복の誤りでした。
遅くなりましたが、ここにお詫びして訂正致します。
12/6 sungsa
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by sungsa | 2005-11-19 22:39 | 韓食道楽
ハングル温故知新。
今回は“ハングル路上観察”ではなくて、
“ハングル店内観察”とでも申しましょうか。

以前ご紹介した兵庫県は加西市にある韓国料理店『味園』へ
また先日食べに寄った時のこと。
私の目は何気なく見た壁紙のハングルに釘付けに!

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最初に目に入ったのが『中』の文字。ややおいて『國』の文字。
(中写真参照)
ああ、漢字のすぐ下にハングルで読み方が書いてあるんやな、
と、一人ごちて、よ〜く目を凝らして見れば、あれれ、
『듕』『귁』…。
先日、月を『웧』と、わけのわからん間違いをやらかして
(正しくはもちろん『월』です。念のため。)
貞和じょんふぁさんにご指摘頂いたばかりの私に、
これらのハングルの存在はあまりにも衝撃的だった!

中国が『듕귁』と書かれていたなんて!
う〜む。今なら勿論『중국』。
あえて違いをローマ字にしてみると(ひらがなでは無理)
昔『tyung-guik』今『chung-guk』
みたいな感じでしょうか。(違ってたらごめんなさい)
なんとか読んでみると発音が似てる気もするけど…。
定評ある小学館の辞書で調べてもこんな字、無いですね。
それにしてもいつ頃の書なのだろうか?

美味しくサムギョプサルと石焼ピビンパプを食べながら
時おり、さらに食い入るようにして壁を見つめると(変な俺)、
『百姓』が『뷕?셩 ぷぃkしょんg(?)』。
今なら『백성 ぺkそんg』だ。
そうか、ひゃくしょー、という言葉は韓国にもあったんだ^^…
と感慨が湧いて、念のためにとまた辞書を引いたらば、
『백성』=百姓とは、民、人民、国民、民衆の意でした。
日本だとお百姓さんはfarmerすなわち農民のことなんですが。
ああ、カルチャーショック!

想像するに、
これはつまり、日本語の旧かな使いみたいなものなんでしょうか?
蝶々を“てふてふ”とか書くような。
関西の『関』は、昔は日本でも韓国風に“くぁん”と表記してましたし。

などと思考を巡らせる内に
どうやら私はハングルの迷宮の奥深く入り込んでしまったらしい。
ただでさえ、日本では“ハングル酔い”という、
読めたら酔わない、酔うなら読めない、みたいな
なんだか交通標語のような言葉まであるのだ。
(ちょっと創ってます…)
なんとかハングルを習得したものとばかり思っていた、
私を惑わせる、難解なハングルの嵐!!
(特に下写真を凝視ください)
何、ㅉと 、とㅇで『字』?
ーとㅇとㅏとㄴで『安』なんですと?(ーが余分じゃ…)
さらにㅎと 、ってなんやねん?
ㅎ 、ㅣとか(笑)
極めつけはㅇㅇㅕ…。

この難読な文字の群れとにらめっこしながらその時、
私にとってのハングルは再び謎の宇宙語と化していたのだった。
あ〜ほんま酔いそう…
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by sungsa | 2005-11-07 01:06 | ハングル路上観察