韓国・韓国語やK-POPについてのピビンパプ(まぜごはん)的エッセイ集
by sungsa
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韓食道楽 《北播磨編》
今回ご紹介するのは
兵庫県は加西市にある韓国料理・焼肉店『味園』です。

とある土曜日
うりハングル講座がひけた後
韓国からの留学生たちもいっしょに
お昼を食べに行きました。
いつも先生役になってもらってるので
生徒である私たちがごちそうする決まりです。
そういえばこの翌週には回転寿司を食べに行きましたね。
聞けば韓国でも最近は回転寿司屋が登場してきてるとか。

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まずは、生レバーです。
とろとろ、さっぱりした食感がたまりません。
こんなに旨いのに留学生女子2人組は
敬遠して口にしません。
講座仲間のK氏と私はぱくぱく食べました。



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お次ぎはサムギョプサル。豚バラ肉を焼いて
胡麻油のタレに漬けて葉っぱに包んで食します。
う〜む。ましっそ〜^^。

そして、お店の名物ニラチヂミ!
(写真なしです。お見せできないのが残念。直接お店でお確かめ下さい。)
さぁ、あ〜んしてパクッ!と、ひとくち頬張ったその瞬間! うっ!
こっ、この涙腺を刺激するよな激烈な辛さは…!!(涙々)

聞けば留学生2人組、H氏とS氏が
(“さん”の意味で“氏”をつけるのが韓流。“ミニョン・シ♪”でご存じ)
密かに(?)店の人にコチュを混ぜて、と頼んでおったようです。
うう、やられた…
久々に味わう“辛さ・韓国標準”ですね…。
水おかわり!



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ピビン冷麺です。
あ〜じっと見てるとまた食いたくなってきた。
最近なんしか暑いし。



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まぜまぜしたところ。
ちゃ〜、ちゃる もっけっすむにだ〜♪
(さぁ、いただきま〜す!)



〈交通案内〉
『味園』へは加西市にある
県立フラワーセンターから車で南へ10分ほど。
北条鉄道「法華口駅」の近くです。
またR372の法華口駅前交差点を
北に入って少し行けば右手に見えます。

北播磨ののどかな田園風景の中に立つ
大きな赤い看板が目印です。
関西方面の方はドライヴやハイキングがてら
訪れるのもいいと思いますよ。

座卓席・テーブル席ともゆったりしてます。
隣にはキムチ他の食材を売る店鋪スペースもあります。
(加古川と姫路の砥堀にも食材の店鋪あり)
わたしは“ムー(大根)キムチ”と“四川ラーメン(辛ラーメンの仲間)”
そして“眞露チャミスル”を買って帰りました。
夕食時、再度韓国の味にひたったのはゆうまでもありません^^。
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by sungsa | 2005-07-16 00:12 | 韓食道楽
韓国歌謡の詩がうらやましいのだ 《番外編》
 日本語の歌詞だって誉めてあげたいのだ。


なんかひたすらK-POPの歌詞の素晴らしさを
語ってしまったので、調子にのってつい、
日本のPOPの歌詞についても書いてみたくなりました。


“くるり”というバンドの
『ロックンロール』という曲です。
昨年の初めまだ肌寒い立春の頃に
シングルが発売されたのですが
この1曲にはうーんと唸ってしまいました。


4ピース編成(ギター×2、ベース、ドラムス)で
イントロからしてもう涙が出るくらいカッコいい、
“にほんごのロック”ガツン!とキメてくれてます。
そうそう、この4ピースならではのノリ、
このドライヴ感がもぅ、ROCKなんやっ!と叫びたくなります。
それも凛とした、きれいな日本語で。
曲タイトルが『Rock&Roll』ぢゃなくて『ロックンロール』。
彼らの溢れる自信が表れているようです。

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裸足のままでゆく
何も見えなくなる
振り返ることなく
天国のドア叩く
天国のドア叩く


hadashi no mama de yuku
nanimo mienaku naru
furikaeru
kotonaku
tengoku no doa tataku
tengoku no doa tataku


“ku”“ku”“ru”“ru”“ku”“ku”“ku”…
uの音の“ふっ”と息をぬく感じが美しいんです。
相当日本語の言葉の聴かせ方に気を遣って
作詞してる気がしますね。
お見事!


平易で明瞭な日本語で綴られた歌詞。
いわゆる“ロック的な歌唱”、
実はステレオタイプなそれとは無縁の
岸田君のVocalの発声がすごく、いい。
言葉の一音一音を大切に
空間に置いていくような。


決して美声なわけではないけれど。
多分これは僕らごくごく普通の日本語話者の
いち代表としての声なんだ。


日本語をロックのビートにのせるには?
というのは
もう昔からの課題だったわけですが、
幾多の先人の試行錯誤を踏まえて
くるりは素晴らしい答えをひとつ、出してくれたようです。
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by sungsa | 2005-07-14 23:37 | 韓国歌謡の詩を味わう
韓国歌謡の詩がうらやましいのだ 《後編》
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よろぶん、あんにょんはせよ!

前回は大真面目に、日本語歌詞にはない
韓国歌謡の詩のうらやましさ加減について
語りまくりましたが、
今回もしつこく語ります。(笑)

まとめるとK-POPの歌詞では
◎パッチム(終声/子音)を活用することによる言葉数の増大
 →歌詞表現のレンジの拡大
◎パッチム(終声/子音)を駆使したライム(韻)の美しさ
◎言葉が“ちぢむ”ことの効果
 →リズムにのって更に言葉の歯切れのよさがUP

と、洋楽系の音にのっかった英語歌詞のような芸当が易々とできる、
ということを私はやたら、力説してるわけなんですよね…。


例えば、先頃発表された
SE7ENの日本での2ndシングル「STYLE」のカップリング曲、
THE ONE」。

韓国語の歌詞を見ると、
かつて『声に出してみたい韓国語』で取り上げてた
まうm(마음)”が、 なんと “まm(맘)”に
縮まってしまっているやないか。
いや、
縮まってしもてるやんか。

あれ、日本語も縮まってる?…。


新曲「THE ONE」。作者はTEDDY。
「ワヂュオ(와줘…)」、「TATOO(문신)」に続く
名バラード誕生ですね。
こんなイイ曲を日本でだけ出してたら
韓国のファン達=ペンドゥル(팬들)、絶対怒りますよね^^。

サビのところは、こう。

세상을 다 준대도 필요없는데
널 행복하게 해줄 수 있는데
널 그저 웃게 해주고 싶어
Yeah, if I could ever be the one

セサンウル タ ヂュンデド ナン ピリョ オムヌンデ
ノル ヘンボカゲマン ヘヂュル ス インヌンデ
ノル クヂョ ウッケマン ヘヂュゴ シッポ ナン
Yeah, if I could ever be the one

太字部分で韻を踏んでいるのがわかる。
만(マン)、난(ナン)、one(ワン) 、と揃ってて実に美しい。
없는데(オmヌnデ) と 있는데(イnヌnデ)も韻、踏んでます。

拙いながら訳してみると

世の中のもの 全部やるといわれても 僕には 必要ないのに
君を 幸せに(だけ) してあげられるのに
君を ひたすら 笑顔に(だけ) してあげたい 僕は
Yeah, if I could ever be the one

こりゃやっぱり、日本語に直してそのまま唄うには悲しいかな、字余りだ。

よく見ると“만(マン)=だけ”は
韻を整えるのと強調のために(だけ)使われてて、
はぶいてしまっても意味的には
たいして問題ないと思えるけど…どうなんでしょう?


私がK-POPが大好きな理由のひとつが
以上長々と見て来たように、
意味的・文法的には
日本語とすごくよく似た言葉の感覚・構造を持ちながら
発声的・音楽的にはもぅいわゆる洋楽曲を聴いているかような
音の響きの美しさを味わえてしまうからなんですよ。

ヘンな巻舌発音もいらない。
無理な語呂合わせも必要ない。
普通に素直で、美しい発音を最新のリズムにのせて
ありったけの想いを表現できる韓国語、
やっぱり羨ましくてたまらない…。
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by sungsa | 2005-07-11 22:45 | 韓国歌謡の詩を味わう
韓国歌謡の詞を羨(うらや)む 《前編》
大好きな韓国歌謡を聴くたんびに、
時折、わたしは激しい嫉妬にかられるのである。

嗚呼…うらやましい。

それが何かといえば…
こと言葉をビートにのせる、
その作詞術においては日本語では逆立ちしても
韓国語にはかなわない気がするのだ。


うらやましさ その1
韓国語には子音(パッチム=終声)で終わる言葉が多いから
唄に盛り込める言葉数(情報量)が日本語より圧倒的に多い。

すると聴き手に語りかけるような訴えるような
口語体(話し言葉)の詩を英米POPS並みにたっぷり盛り込める。
これは最近のR&B系バラードなどでとりわけ威力を発揮している。

日本語の詩のリズムの基本はやっぱり7・5調が自然だから
作詞するとどうしても文語調(書き言葉)になりやすい。
話し言葉と書き言葉。
情緒的なバラードの歌詞においてどちらが
ダイレクトにこころの琴線を揺さぶるかは自明である。

更に、子音止めの言葉が多いと、
もぉ、すごく洋楽系のビートに乗りやすい。
切れが抜群で聴いてて気持ちいい。
実際、韓国語ラップのノリの良さは
海外でも高い評価を受けていると聞く。


羨ましさ その2
言葉の末尾が子音(パッチム=終声)で終わると、
“韻”(英語の詩でいうライム=rhyme)を踏んだ時の
発音がもぅ、たまらなく美しい。
これまた聴いていて、無茶心地よいのである。


※ちなみにライム(rhyme)って
THE POLICEのヒット曲を例にとると
こんな感じ。

Every breath you take
Every move you make
Every bond you break
Every step you take
I'll be watching you

Every single day
Every word you say
Every game you play
Every night you stay
I'll be watching you

※“Every breath you take ” THE POLICEより

韻を踏むのはご存じかもしれませんが
実は漢詩なんかでもそうで
高校の漢文の時間に習った“国敗れて山河有り…”
この詩をピンイン(中国語を音で表記したもの)で表すと

chun mian bu jue xiao
chu chu wen ti niao
ye lai feng yu sheng
hua luo zhi duo shao

という具合です。真好!

さらにスペイン語なんてもう
そこらへんのフツーの単語からしてもぅ、韻を踏みまくりだ。

“(哀愁の)la casa blanca
=カサブランカ(白い家)”
これは母音“a”を連ねてますけどね。

早い話が、私は韻を綺麗に踏む詩・歌詞が異常に大好きなのである。
日本語でも出来なくはないのだけど
あまり美しいと感じられるオトの響きに出会ったためしがない。
最近ではウルフルズや奥田民生が頑張ってるけど
日本語の場合悲しいかな、
なんとなく“言葉遊び”っぽくなってしまう印象が拭えないのじゃ。
(決してウルフルズや奥田民生がキライなわけではありません。
むしろ大好きです)

羨ましさ その3
それから韓国語には“縮み指向”があるのである。
今風に言えば言葉を“圧縮”できるのだ。

나는なぬん(ぼくは)→난なん 너를のるる(きみを)→널のる 
너는のぬん(きみは)→넌のん

ハングルで表現すると一目瞭然。
日本語が3音も費やすところが
ひとつの音の単位に納まっちゃうんである。

この特徴を『縮み指向の韓国語』と名付けよう。
(ナンチャッテ。誰かも以前同じこと書いてた気が…)

恋の唄に“ぼく”、“きみ”は頻出単語。
そいつをコンパクトに1音で処理できる効果は絶大だ。
何度使っても、クドくないうえ、インパクトも強くなる。


これら韓国語の特性をフルに活かして、近年は
よりいっそう、切れの良い軽快なラップ、ダンス曲や
バラード曲を作り出している、っちゅうわけだ。


何かガラにもなくすごく大真面目に(笑)
韓国歌謡を語ってしまいましたが、
次回後編では具体的にSE7ENの新曲“THE ONE”を題材に、
さらに、韓国語の歌詞の美しさに踏み込んでみたいと思います…。


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by sungsa | 2005-07-06 00:00 | 韓国歌謡の詩を味わう